西洋中世学会設立の趣旨

 本学会は、日本における西洋中世研究(歴史、文学、哲学、美術、音楽など)を、質量ともに一層進展させるために、全国各地に散らばる研究者相互の交流を促進することを目標としています。そのため専門・テーマの近い研究者同士が上って議論できる共通の土俵をいくつも作り、さらに学会誌の特集や大会シンポジウムでは、それらの土俵同士を連携させて学際的な研究の発展を図りたいと願っています。いわゆる「ヨーロッパ中世」にとどまらず、ビザンツ帝国やイスラーム世界をも含め、古代末期から近世まで広い視野で考えていきます。

  大学院生および在野の研究者も学会に積極的に受け入れることで、孤立した環境では成果を上げにくい教育が、大学の枠を越えて大きな実を結ぶことを期待しています。また、海外との交流の窓口になって、国外の第一線の研究者の招聘、講演会開催を容易にし、その来日の成果をより広い範囲の人々に還元すること、国内の研究者の国外の機関・団体との接触を支援することも、本学会の大切な使命です。

 毎年6月開催予定の年次大会では、個別発表に加えて、魅力的なテーマでのシンポジウムを開く予定です。年1冊刊行する学会誌には、特集論文、個別投稿論文、新刊紹介、年間業績紹介などを掲載します。ホームページは、西洋中世研究に関する最新の情報を入手できる場として、また、会員同士の情報交換の場として利用していただける予定です。会員のみがアクセスできるホームページも開設される予定です。

西洋中世学会準備委員会

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