2025年度の若手セミナーは「生成AIと西洋中世」をテーマに開催します。参加を希望される方は、以下の登録フォームから事前登録をお願いします。
2025年度 西洋中世学会若手セミナー「生成AIと西洋中世」
・⽇時：2025年10⽉4⽇（⼟）13:00〜17:00
・会場：慶應義塾大学日吉キャンパス 独立館D407教室／Zoom同時配信（ハイブリッド開催）
（交通アクセス：https://www.keio.ac.jp/ja/maps/hiyoshi.html）
・定員：対面参加は50名程度
・参加費：無料（学会員以外の方も参加できます）
・登録フォーム：https://forms.gle/5qVXMkus4za9CQbg9
・事前登録〆切：10/1（水）※懇親会への参加を希望する方は、9/27（土）までにご登録ください。懇親会については、準備の都合上、30名を超えた場合は先着順とします。
・ポスター：https://x.gd/9DWGG
【開催主旨】
生成AIの急速な発展は、西洋中世の研究・教育にも大きな可能性と課題をもたらしている。本セミナーでは研究上の具体的な使用例を紹介するとともに、ハルシネーションやデータの偏りなど、利用する上での注意点についても共有する。さらに、AI開発・研究の専門家を招き、その仕組みや限界について理解を深めることもめざす。3名のレクチャーと議論を通し、教育現場での活用法や生成AIのもたらす倫理的な課題についても取り上げ、研究・教育の現場でどのように生成AIと向き合うべきかをともに考える場としたい。
【プログラム】
12:30 受付開始
13:00-13:10 趣旨説明（関沢和泉）
13:10-15:10 レクチャー／司会（関沢和泉）
※レクチャーの順番が変更になりましたので、ご注意ください（9月10日修正）。
1）「手軽に利用できる範囲で生成AIを実際に使ってみる」
関沢和泉（東日本国際大学高等教育研究開発センター教授）
2）「生成AI時代の文献学とデータ基盤：西洋古代から中世へ」
田中一孝（桜美林大学リベラルアーツ学群准教授）
3）「生成AIの仕組みと西洋中世学への応用」
アンドリュー・シン（慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究センター(DMC)特任助教）
15:10-15:30 休憩
15:30-17:00 ディスカッション
【生成AIツールの使用について】
レクチャーの中で、実際に主なツールを各自が持ってきた端末を利用して使ってみる予定です。出来るだけ事前に以下のツールを使えるように、最低限アカウントの登録のみをして、ご準備ください（当日登録も一緒にできれば良いのですが、同一や近いIPアドレスからの連続した登録はブロックされることがあるためです）。なお当日は会場にて、eduroamもしくはゲストアカウントによる無線LAN接続が可能です。
・Gemini/NotebookLM：Googleアカウントがあれば使用できます。
・ChatGPT：出来るだけ事前にChatGPTに登録しておいてください。
・Claude：出来るだけ事前にClaude無料版に登録しておいてください。
※ なおChatGPTとClaudeはGoogleアカウント連携での登録もできますので、もしGoogleアカウントがない場合は作成しておくと便利です。
また当日、実際に生成AIで扱ってみるデータとして、
・翻訳させてみたいラテン語等、普段使われている文書
・横断して検索させてみたい文書（PDFやテキストデータ）等数点
を事前に用意しておいていただくと、ご関心に応じた実際に近い試用ができるかと思います。
・主催：西洋中世学会若手セミナー実行委員会
・後援：慶應義塾大学デジタルメディア・コンテンツ統合研究センター(DMC)
・お問い合わせ先：実行委員長・松本涼 s-matsumoto at tokai.ac.jp
