ヴィヴィアン・プリジャン博士来日講演会・シンポジウム

 2019年10月に立教大学国際学術交流招へい研究員としてヴィヴィアン・プリジャン博士が日本に招聘される。それに伴い立教大学・大阪市立大学において公開講演会・シンポジウムが開催される。
 プリジャン博士は1971年生まれ。パリ第4大学のジャン=クロード・シェネ教授のもとで2006年に博士号を取得後、パリのフランス国立科学研究センター(CNRS)のビザンツ歴史・文明センターで専門研究員をつとめる。20016-19は在オックスフォード・フランス研究所(Maison française d’Oxford)の研究員。専門はビザンツ印章学ならびにビザンツ支配下の南イタリア史。主要編著に『イタリアにおけるビザンツの遺産』(L’héritage byzantin en Italie (VIIIe-XIIe siècle), 4 tom. Rome: Ecole française de Rome, 2012-17)がある。来日経験もある著名な詩人クリスティアン・プリジャンを父とし、日本文化にも造詣が深い。現在企画進行中の海外機関における日本古貨幣のカタログ(Ancient Japanese Coinage)作成に関するアドバイザーもつとめる予定である。
 お問い合わせは小澤宛へ(m-ozawa@rikkyo.ac.jp)。

プログラムPDF[日本語版] Programme PDF [English Version]

1)公開シンポジウム「日仏ビザンツ学の史学史的アプローチ」(Symposium: Historiographical Approach in Byzantine Studies: France and Japan)
日時:10月18日(金)18:30-20:30
会場:立教大学池袋キャンパス本館1103
プログラム:
報告者1:小澤実(立教大学)
「戦後日本のビザンツ研究と立教大学図書館所蔵ルメルル文庫」(The Paul Lemerle Library (Rikkyo) in Postwar Japanese Byzantine Studies)
報告者2:ヴィヴィアン・プリジャン(CNRS)
「聖母被昇天修道会の学問的研鑽とフランス・ビザンツ学の展開」(The Scientific Endeavors of the Assumptionists and the Development of French Byzantinology)
司会:小澤実
使用言語:英語
主催:立教大学文学部史学科
共催:科研費基盤(A)「前近代海域ヨーロッパ史の構築:河川・島嶼・海域ネットワークと政治権力の生成と展開」(課題番号19H00546)

2)公開シンポジウム「中世ユーラシアの印章、サイン、印章学」(Symposium: Seals, Signature, and Sigillography in Medieval Eurasia)
日時:10月23日(水)18:30-20:30
会場:立教大学池袋キャンパス14号館D601
プログラム:
報告者1:ヴィヴィアン・プリジャン(CNRS)
「ビザンツ印章学への招待」(Byzantine Sigillography: An Introduction)
報告者2:四日市康博(立教大学)
「モンゴル帝国の印璽」(Seals in the Mongol Empire)
報告者3:佐藤雄基(立教大学)
「中世日本の印章と花押」(Seals and Kaō-Signatures in Medieval Japan)
司会:小澤実(立教大学)
使用言語:英語・日本語
主催:立教大学文学部史学科
共催:科研費基盤(B)「海域アジアにおける港市および港市国家の基礎的研究:広域的・多角的な視座から」(課題番号19H01299)

3)ヴィヴィアン・プリジャン博士公開講演会@東京
日時:10月24日(木)18:30−20:00
会場:立教大学池袋キャンパス12号館第1会議室
講演タイトル:「辺境管区を統治する:ビザンツ期シチリアの場合」(Governing A Peripheral Province: The Case of Byzantine Sicily)
使用言語:英語
主催:立教大学文学部史学科
共催:科研費基盤(B)「西洋中世における境界地域の統治システムに関する比較史的研究」(課題番号19H01328)

4)ヴィヴィアン・プリジャン博士公開講演会@大阪
日時:10月28日(月)15:30-18:00
会場:大阪市立大学杉本キャンパス文学研究科棟122
講演タイトル:「鉛から金をつくる:ビザンツ印章学とビザンツ帝国社会史」(Making Gold from Lead: Byzantine Sigillography and the Social History of the Byzantine Empire)
コメント1:村田光司(名古屋大学)「ビザンツ印章の読解について」
コメント2:磐下徹(大阪市立大学)「日本古代史研究における出土文字資料-木簡を中心に-」
司会:草生久嗣(大阪市立大学)
使用言語:英語・日本語
主催:大阪市立大学文学研究科ビザンツ研究連絡会
共催: 科研費基盤(B)「西洋中世における境界地域の統治システムに関する比較史的研究」(課題番号19H01328)
お問い合わせは草生宛へ(kusabu @lit.osaka-cu.ac.jp)