岩熊幸男氏講演会「ボエティウス「仮言三段論法論」成立史」(2021年1月24日)

西洋中世学ニュース

講演者:岩熊幸男
講演題目:「ボエティウス「仮言三段論法論」成立史」
開催日時:2021年1月24日(日)(14:00〜)
開催形式:Zoomによるオンライン開催
(「哲学オンラインセミナー」のウェブサイト(https://www.philosophyonline.net/)上で、当日午前中にZoomのアドレスが通知されます)
事前登録:不要・無料
問い合わせ:アダム・タカハシ(東洋大学)(adam.takahashi@gmail.com
講演要旨(下記のアドレス参照)
https://drive.google.com/file/d/1xLJgGoW7KE4K2LiW8YYrfvtgFgbPuo4U/view

 

2021年1月24日14時から、岩熊幸男先生(福井県立大学名誉教授)による講演「ボエティウス「仮言三段論法論」成立史」が、「哲学オンラインセミナー」(https://www.philosophyonline.net/)にて Zoom を通して開催されます。ボエティウスの「仮言三段論法論」と呼ばれるテクストは現在にも伝わっていますが、そこには大きな乱丁がみられます。その乱丁の問題が、十・十一世紀の写字生たちによる意図的な修正作業の結果生まれたものであることが、関連写本の調査の結果明らかになりました。講演では、議論の背景となる中世論理学の文脈の概説のあとに、このテクストの成立過程が複数の写本の異同とともに語られる予定です。中世論理学史のみならず、中世思想史、書物史、文化史一般にご関心をお持ちの方は、是非ご参加ください。

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