2017年度会員年間業績リストを公開しました

2017年度会員年間業績リスト(2017年1月-12月)を公開しました。
広い意味での西洋中世(古代末期-近世、イスラーム、ユダヤ、中東アジアなども含む)に関する刊行された業績をお知らせいただいたものです(氏名=五十音順)。
なお、リスト作成に際しては、会員の皆様にお手数いただきました。お礼申し上げます。

西洋中世学会若手セミナー開催のお知らせ

2017年度 西洋中世学会 若手セミナー
「古典再読:チャールズ・H・ハスキンズ『十二世紀ルネサンス』を読み直す」

2017年度西洋中世学会若手セミナー「古典再読:チャールズ・H・ハスキンズ『十二世紀ルネサンス』を読み直す」を以下のように開催いたします。

  • 日時:2018年1月20日(土)13:30-17:30(13:10 開場)
  • 会場:同志社大学今出川キャンパス 至誠館3階 会議室
  • 交通アクセス:https://goo.gl/ycE9Yg
    (地下鉄烏丸線「今出川」駅から徒歩1分)
  • お問い合わせ先:松本涼(福井県立大学)matumoto@fpu.ac.jp

1927年に出版されたチャールズ・H・ハスキンズ著『十二世紀ルネサンス』は、ルネサンスという概念の再考にとどまらず、ヨーロッパ中世像の根本的な見直しを迫り、以来90年間、西洋中世にかかわるあらゆる学問分野に影響を与えてきました。本セミナーではこの古典的名著を取りあげ、21世紀の現在、若手が本書をどう読んでいるのか、再読の意義がどこにあるのか、また異なる学問分野でどのような読み方の違いがあるのかを追求します。

まず、歴史・哲学・建築の各分野から3人の専門家にそれぞれの『十二世紀ルネサンス』の読み方を提示していただきます。その上でフロアを交えた議論を長めにおこない、西洋中世学会に集う学生からベテランまで多種多様な背景をもつ参加者に、分野や世代をこえた自由な議論の場を提供したいと思います。そうすることで、古典の価値の再確認にとどまらず、分野間の読み方の違いや傾向が浮かび上がり、それぞれの学問分野がもつ特質も明らかになるでしょう。

2017年には、別宮貞徳・朝倉文市訳『十二世紀ルネサンス』(みすず書房,1989年)の講談社学術文庫版が『十二世紀のルネサンス』というタイトルで刊行されてもいます。この機会にぜひ対象本をご一読の上、会場に足をお運びください。

プログラム
13:30-13:45 趣旨説明
13:45-14:20 小野賢一氏(愛知大学准教授,西欧中世教会史)
「21世紀の12世紀ルネサンス論:教会史の視点から」
14:25-15:00 アダム・タカハシ氏(東洋大学国際哲学研究センター客員研究員,西欧中世自然哲学史)
「ハスキンズが見たものの現在:哲学・科学・翻訳」
15:05-15:40 岡北一孝氏(日本学術振興会特別研究員PD(大阪大学),15世紀イタリア建築史)
「『十二世紀ルネサンス』の波及:12世紀ローマの建築と「ルネサンス」」
15:40-16:00 休憩
16:00-16:30 パネルディスカッション
16:30-17:00 グループディスカッション
17:00-17:30 グループディスカッションのまとめ

  • セミナーの参加費は無料です。
  • セミナー終了後には会場近辺で懇親会を開催予定です。
  • おおまかな人数の把握のため、懇親会への出欠も合わせて、参加をご希望の方は本ページ下部の「参加登録フォーム」に従って事前にお申し込みください。1月10日(水)を〆切といたしますが、当日参加も可能です
  • 事前登録の〆切を1月16日(火)まで延長いたしました。当日参加も可能ですが、参加予定の方はなるべく登録をお願いいたします。
再読対象本に関する書誌情報

※「十二世紀ルネサンス」を冠した書籍は多数ありますので、お間違えのないようご注意下さい。

原著
• Charles Homer Haskins. The Renaissance of the Twelfth Century. Harvard University Press, 1927.

日本語訳
• 野口洋二訳『十二世紀ルネサンス』創文社, 1985年。
• 別宮貞徳・朝倉文市訳『十二世紀ルネサンス』みすず書房, 1989年【1997年にみすず書房新装版, また2017年に『十二世紀のルネサンス ヨーロッパの目覚め』というタイトルで講談社学術文庫版も刊行されています。伊東俊太郎著『十二世紀ルネサンス』(2006年刊)とは異なりますので,ご注意ください】。

関連書籍
• 伊東俊太郎著『十二世紀ルネサンス』岩波書店, 1993年(講談社学術文庫版, 2006年)。
• ジャック・ヴェルジェ著(野口洋二訳)『入門 十二世紀ルネサンス』創文社, 2001年。
• 甚野尚志著『十二世紀ルネサンスの精神——ソールズベリのジョンの思想構造』知泉書館, 2009年。
• チャールズ・ホーマー・ハスキンズ著(青木靖三・三浦常司訳)『大学の起源』八坂書房, 2009年。
• デイヴィッド・ラスカム著(鶴島博和・吉武憲司編訳,平田耀子・赤江雄一・将基面貴巳訳)『十二世紀ルネサンス——修道士,学者,そしてヨーロッパ精神の形成』慶應義塾大学出版会, 2000年。
• Robert L. Benson and Giles Constable (eds), Renaissance and Renewal in the Twelfth Century, Cambridge, Mass.: Harvard University Press, 1982.


報告部分についてはUstream配信を予定しています。以下のプレーヤーからご覧ください。
ただし会場参加の議論については配信いたしませんので、議論への参加をご希望の方はぜひご来場ください。また、Ustream配信は失敗する可能性もありますので、あらかじめご了承ください。


Enterprise Video Streaming

2018年度 第10回西洋中世学会大会 自由論題報告受付のご案内

西洋中世学会会員の皆様

西洋中世学会第10回大会(2018年6月23日(土)、24日(日)神戸大学において開催予定)の自由論題報告の申し込みを受け付けます。幅広い年齢層からの応募を期待します。受付は本年12月20日(水)を締め切りとします。「第10回大会自由論題報告申込フォーマット」に必要事項を記入してお申し込み下さい。

報告者数 4人程度
報告時間 1人30分 質疑応答15分

第10回大会自由論題報告申込フォーマット

フォーマットの送り先 office.jsmes@gmail.com

 なお希望者多数の場合は大会準備委員により、応募内容にしたがって審査を行います。審査の結果、場合によってはご希望にそえないこともありますので、ご承知おき下さい。また業績、報告要旨等は審査の際に参照しますので、正確に記入して下さい。
 2018年3月頃、報告決定者には1200字程度の報告要旨(和文)と英語タイトルをお願いする予定ですので、あらかじめご了承ください。
 また第10回大会ではポスター報告が行われる予定で、こちらへの参加も募集しております(募集ページ)。同一の方が自由論題報告とポスター報告の両方に申し込むことは可能ですが、審査の結果あるいは会場の都合により、どちらか一方にしていただくこともあります。あらかじめご了承ください。