【西洋中世学ニュース】公開研究会 「西洋中世における共同体-インエクレシアメント論の視点から-」のお知らせ

東洋大学人間科学総合研究所研究チームは、以下の内容で公開研究会を開催いたします。事前申込みは不要ですので、みなさまぜひご参加ください。

日時 2020年2月15日(土)14時00分~18時00分
場所 東洋大学白山キャンパス甫水会館3階301会議室

アクセス:都営三田線「白山駅」徒歩5分/東京メトロ南北線「本駒込駅」徒歩5分
https://www.toyo.ac.jp/ja-JP/about/access/hakusan/

○お問い合わせ先 東洋大学人間科学総合研究所 飛鳥馬一峰
E-mail:asuma.toyo.univ@gmail.com

2月15日研究会ポスター

プログラム

1)趣旨説明 三浦麻美(東洋大学人間科学総合研究所客員研究員)(当研究チームメンバー)

2)個別報告
①多田哲(中京大学 国際教養学部 国際教養学科 教授)
「初期中世におけるインエクレシアメント―リヨンの事例から―」
②大貫俊夫(首都大学東京 人文社会学部 人文学科 准教授)
「盛期中世におけるシトー会修道院とインエクレシアメント」
③北舘佳史(中央大学 兼任講師)
「クレルヴォー修道院の祭壇と墓所」

3)全体討論

趣旨

“【西洋中世学ニュース】公開研究会 「西洋中世における共同体-インエクレシアメント論の視点から-」のお知らせ” の続きを読む

【西洋中世学ニュース】2020 Spring Tokyo Digital History Symposium 開催のお知らせ 

開催主旨
近年、人工知能や情報通信技術の発展に伴い、欧米の学界ではすでにこのような技術を歴史研究に導入しようとする学会や研究プロジェクト、教育センターが続々と設立され、従来とは比較にならないほど大量で長期間を扱うような膨大なデータを活用した新しい研究の萌芽が見られています。

一方、日本では、歴史研究にデジタル技術を導入することの利活用可能性や留意点を議論する場がほとんど存在せず、実践的で建設的な議論が進む土壌が充分に形成されているとは言い難いのが現状です。

このような問題意識に基づき、われわれTokyo Digital Historyは、2018年の4月に第1回シンポジウムを開催しました(開催報告はこちらからご覧いただけます)。おかげさまで同シンポジウムには90人以上の参加者のみなさまにお越しいただき、当日の様子が新聞で紹介されるなどしました(2018年5月19日付け日本経済新聞)。

第2回となる本シンポジウムは、国内各地で見られてきたデジタル・ヒストリーの研究事例をいくつか集め、現状の可能性や課題を共有するとともに、若手研究者の成果発信をサポートすることを通じて、デジタル・ヒストリーの批判的実践者のすそ野を広げることを主な目的とします。具体的な議題として、歴史研究とアーカイブズ学・構造化テキスト・計量テキスト分析・GISとの連携や、大学院生への教育を検討する予定です。

なお、今回のシンポジウムは、「2019年度東京大学経済学研究科 「経済史、経営史、および歴史研究国際化のための基盤形成プロジェクト」 歴史家ワークショップの活動内容に即した企画案の公募」事業の資金援助をいただきました。ここに記して謝意を表します。

みなさまのご参加、心よりお待ち申し上げております。


開催詳細
日時:2020年2月23日(日)13~18時
場所:東京大学 本郷キャンパス 経済学研究科学術交流棟・小島ホール
定員:90名(目安)。定員に達し次第、事前申し込みは締め切りますが、当日参加も歓迎いたします。
参加費:無料
懇親会:公式には無し
参加申込URL:https://forms.gle/z1AqdnU7GLVHr1Wb9
主催:Tokyo Digital History(設立趣旨はこちら、業績一覧はこちらをご覧ください)
問い合わせ先:tokyodigitalhistory[at]gmail.com


シンポジウムの概要(発表題目は2月初旬公開)

基調セッション
本セッションでは、デジタル・ヒストリーを考える上で留意しておかなければならない課題や、教育実践の具体例について、アーカイブズ学やデータサイエンスと歴史学との関連から計2件の基調講演をしていただきます。司会進行役は、小風尚樹(Tokyo Digital History代表)が務めます。

岡崎敦(九州大学 大学院人文科学研究院 歴史学部門 西洋史学講座/大学院統合新領域学府ライブラリーサイエンス専攻 教授)
タイトル:「デジタル時代の文書学とアーカイブズ学:変容のなかにある史料研究と情報管理」’Diplomatics and Archival Studies in the Digital Age: historical materials and information management in the process of transformation’

藤川隆男(大阪大学 大学院文学研究科 教授)
タイトル:「公共圏の歴史的構造:19-20世紀オーストラリアの公開集会を自然言語処理によるデータの分析により明らかにする」


研究発表セッション
本セッションでは、大学院生を中心とする若手研究者の方々に計4件の研究発表をしていただきます。データの構築を主眼に置くもの、データの分析に主眼を置くものに大きく分けられますが、その限りではありません。

佐治奈通子・中村覚(東京大学大学院 人文社会系研究科 アジア文化研究専攻(アジア史) 博士課程・東京大学情報基盤センター助教)
タイトル「歴史学と情報学のより良い協働を目指して:オープンなDH支援ツールを用いたオスマン・トルコ語文書群のデータ整理の一事例」
キーワード:オスマン帝国/文書史料/史料整理/分野横断/Linked Data/Omeka S/Text Encoding Initiative
コメンテーター:小風綾乃(お茶の水女子大学大学院 人間文化創成科学研究科 比較社会文化学専攻 博士後期課程)

田野崎アンドレーア嵐(東京大学大学院 人文社会系研究科 西洋史学専門分野 博士課程)
キーワード:アンジュー帝国(1154~1204)/アリエノール・ダキテーヌ/証書/宮廷の随行員/Text Encoding Initiative
コメンテーター:内川勇太(東京大学大学院 人文社会系研究科 西洋史学専門分野 博士課程)

濱野未来(立命館大学大学院 文学研究科 日本史学専修 博士後期課程)
キーワード:日本中世史/歴史地震/計量テキスト分析
コメンテーター:山田太造(東京大学史料編纂所 附属前近代日本史情報国際センター 助教)

大邑潤三(東京大学地震研究所 特任研究員)
タイトル:「歴史災害研究におけるGIS活用の試み」
キーワード:日本史/歴史災害/GIS
コメンテーター:山田太造(東京大学史料編纂所 附属前近代日本史情報国際センター 助教)


後援
東京大学経済学研究科 「経済史、経営史、および歴史研究国際化のための基盤形成プロジェクト」歴史家ワークショップ
図書出版 文学通信(当日、書籍販売ブースあり)

【西洋中世学ニュース】東西中世を解き放つー「中世における文化交流」から中世学の未来へ

会員の田邉めぐみさんから以下のニュース投稿がありました。

2017年に西洋中世学会に後援して頂いた国際シンポジウム?中世における文化交流ー対話から文化の生成へ?の成果論文集『東西中世のさまざまな地平ーフランスと日本の交差するまなざし』が間もなく知泉書館から刊行されます。以上の成果を中世学のさらなる発展につなげるべく、2020年3月8日に日仏会館にて国際研究集会?東西中世を解き放つー「中世における文化交流」から中世学の未来へ?を開催することになりました。ただ、運営資金が不足しているため、クラウドファウンデイングを利用して支援をお願いしております:https://readyfor.jp/projects/menestreljapon2020/(12月25日10時から2020年2月8日23時まで公開)。中世学の国際的・学際的発展に寄与することを目的とした企画ですので、皆様のご理解とご支援を賜ることが出来ましたら大変光栄に存じます。どうぞよろしくお願い申し上げます。