イベント報告「若手交流セミナー」を掲載しました

学会情報

イベント「若手交流セミナー」報告

 2009年10月10日・11日の2日間に渡り、「若手交流セミナー」が、京都女子大学を会場にして開催されました。
本「若手交流セミナー」では、西洋中世学会の発足を機に、学生や若手研究者が分野の枠を越えて相互に交流をはかることを目的として、シンポジウムとポスターセッションを実施しました。「若手研究者の模索する中世像」と題するシンポジウムでは、現在活躍中の若手研究者4人(歴史2人、文学1人、音楽1人)の方にご報告いただきました。また、ポスターセッションは人文系ではあまり実施の先例がなく手探りの試みでしたが、結果的に20名の「若手」に協力をいただき、分野をまたいでの相互交流にとって格好の場となりました。ここでは、二日間で総数89名(うち有職者19名)の参加者を数えた本セミナーの簡単な報告として、四名の方の参加記とアンケート集計を掲載します。

→[イベント概要]

[参加記](五十音順)

飛鳥馬一峰

 台風も過ぎ去り晴天に恵まれた10月10、11日に、京都女子大において若手交流セミナーが開催された。今回のセミナーでは、従来型のシンポジウムに加えポスターセッションが行われた。私も報告をさせていただいたのだが、西洋中世に関係する報告の形式としてこうした方法を導入したのは良い試みだったと思う。

 初日のシンポジウムでは「若手研究者が模索する中世像」というテーマの下、足立孝氏、高名康文氏、丹羽誠志郎氏、青谷秀紀氏がそれぞれ報告された。どの報告も聴き応えがあり、大変興味深かった。特に丹羽氏の報告では、実際に音楽を聴くことができとても新鮮だった。ただ、個々の報告とシンポジウムのテーマとの関連性が全体的に薄かったので、報告にもう少し具体的なテーマでの統一があればなお良かったように思う。

 次にポスターセッションについて報告者としての立場から振り返る。2日目に行われたポスターセッションでは、私も含めて20名の報告者が、まず1分程度のプレゼンテーションを行った。その後会場を移して、A0サイズのポスターの脇に立ってそれぞれ報告を行った。私の場合、約2時間休憩する間もなく話をさせていただいた。そのため他の報告者のポスターをゆっくり見ることができなかったのが残念だった。

 以下、報告をやり終えての感想を述べると、ポスター報告は、報告と質疑応答の区切りがないこと、報告者との距離が近いことが利点であると思う。普段の学会や研究会だと時間が限られているため、質問自体も限られてしまうが、ポスター報告なら報告者との近さも手伝って話の合間に些細なことでも質問しやすい。特に、本格的な研究を始めたばかりの修士課程の大学院生にとっては他者の研究に触れる良い機会となるのではないだろうか。今後もこうした形式の発表の場は設けるべきであると思う。

 最後に、今回のセミナーに参加することで多くの関西の研究者と交流を持てたことは私にとって非常に有意義であった。今回のセミナーの評価を問われれば、即座に「成功であった」と答えたい。

大沼由布

 セミナーの1日目は講演、2日目には、文系の学会としては珍しいポスター発表と総括が行われた。新奇の試みということで、主に2日目のポスター発表について述べていくが、1日目に各分野の背景について伝統的な方法での発表、2日目に斬新な試みを行う、という二つのやり方が組み合わされていたことは、バランスが取れていて良かったと思う。

 参加してみて感じたポスター発表の利点は、やはり発表者、あるいは来聴者同士の交流が挙げられる。従来の発表と違い、通常の会話をしている感覚に近いため、やり取りが自然に出来、しかも、会話と違って発表者は事前に準備をしているため、より詳しい話を聞くことが出来る。時には、発表者への質問から発展して、聴衆同士でも情報交換が行われることもあり、従来の学会発表と、懇親会の中間のような位置にある印象を受けた。当初、3時間は長いと感じていたが、実際始まってみると、その時間では気になっていたもの全てについて説明を聞くことは出来なかった。また、ポスター発表者自身は、ほとんど他の発表者の話を聞きにいくことはできなかったと聞いている。そういった点から見て、時間をもう少しとって、例えば、主に前半に説明をする発表者と主に後半に説明をする発表者、などというふうに分けて行っても良かったのではないかという印象を受けた。また、一人一人に与えられたスペースが小さく、移動もし難かったので、できれば体育館やホールのような、何もない広いスペースで行えば、もっとポスター発表独特の可動性が高まるのではないかと思う。

 また、参加して発表を聞くことに加え、発表者に話を聞いてみたところ、発表方法の性質上、取り扱いやすい課題とそうでない課題がどうしても生じてしまうという問題点があることを感じた。例えば、文学や言語学の研究などは、どうしても文字が多いため、視覚的に表現するのは難しい。扱う文書量もある程度必要であるため、配布資料に頼ることになるが、ポスターばかり注目されて、配布資料はあまり見てもらえなかった、という声も聞いた。こういった点から、今後再度こういった募集をしても、応募者や応募分野がある程度限られてくるという懸念はある。

 とはいえ、研究者同士の交流をはかり、気軽に発表できる場を提供する、という意味では、ポスター発表は実施される意義がある。同じく西洋中世学会主催の若手対象セミナーが8月にもあったが、そのセミナーはパレオグラフィーの技術を身につけよう、という学習型セミナーであった。それに対して、今回は、お互いの研究を知り、情報を交換する、という交流型セミナーといえる。同じ若手セミナーとはいえ、目指すところが全く違うため、双方に参加してみて、得るものは全く異なっていた。今後、例えば、こういった二つのタイプのセミナーを1日目と2日目にそれぞれ行うなど、同時開催してみれば、若手のための総合的なセミナーが出来るのではないかと思う。

高谷知佳

 私の専門は日本中世の法制史ですが、都市論を扱うご縁で、西洋中世の研究からいろいろと学ばせていただいてきました。この若手セミナーの「他分野に向けた積極的な発信」「より大きな学問的展望との関係で捉え直す場」という趣旨に惹かれ、また勉強させていただこうと、こっそり参加しましたが、参加記を書くというお話をいただき恐縮しています。

 特に、歴史学では初めての試みというポスターセッションは、前日から休憩時間のたびにポスターの林の中をうろうろして、手の込んだポスターを拝見していました。当日は凝縮されたポスターの報告とあわせて、詳しいレジュメや抜刷などをいただいたりして、あっという間でしたが、たいへん充実した企画だったと思います。とりわけ専門外の者としては、報告者と同じ専門の聞き手との、突っ込んだ質疑応答を傍で聞くのがとても楽しく、興味深かったです。

 東洋であれ西洋であれ、近年の社会史・文化史的なアプローチの隆盛によって、時代や地域をさらに切り分けて社会の多様性を示す研究が深められる一方、そのアプローチの限界もまた意識されています。多様な研究どうしが、相互の距離を飛び越えて実りのある議論をするために必要なのは、まず従来その分野の研究を規定してきた問題意識や史料状況を互いに偏りなく示すこと、そして個々の研究者がそれに対する自分の出発点を明示することではないかと思います。それはポスターセッションのあちこちの質疑応答で自然に交わされていたことであり、歴史・文学・音楽の集まるシンポジウムの討論で述べられた、「テクストをめぐる各分野の状況と、その問題点とを挙げてはどうか」という意見とも通底するものと思います。いつか自分自身も対話に参加できるよう、勉強してまいりたいと感じました。

田島篤史

 今回の若手交流セミナーに参加できたことは、私にとって非常に有意義な体験でした。一つには、普段あまり交わることのない関西圏以外の方々と話す機会をもてたからです。それらの中には数多くの同世代の研究生との出会いもあり、このような横の繋がりが、今後の研究活動においてたいへん貴重なものであると感じています。

 また、当セミナーにおける目玉の一つでもあった、ポスターセッションに参加できたことも収穫でした。このような形式の研究発表には参加したことがなく、非常に新鮮に思えたのです。各発表者もいきいきとしているようでしたし、聞き手の側からしても質問しやすかったと思います。またしばしば議論が盛り上がり、会場全体が熱を帯びていったようにも感じました。後ほど他の参加者数名に話をうかがったところ、ほとんどの方がポスターセッションに参加するのは、今回が初めてだとのことでした。ということは、少し大げさな言い方かもしれませんが、今回の試みは文学系の学会におけるポスターセッションというものの、ある種のスタンダードをつくったのではないでしょうか。そういった点でも、当セミナーの意義は確認できると思いますし、また同時に責任あるものであったとも思います。

 ただ一つ残念に感じたのは、「若手の若手による若手のための」というコンセプトで運営されていたにもかかわらず、シンポジウムにおいては、必ずしも若手たちを中心に議論が展開されてはいなかった、ということです。シンポジウムが「若手研究者が模索する中世像」というテーマで行われている以上、これは参加している若手研究者には必ず当てはまるはずですが、ポスターセッションとは違って、会場が白熱するようなことがなかったと思います。この点については、各人があとわずかばかりの積極性をもって臨むべきだったでしょう。
 今回のような若手中心の企画が、二年後に再び開催される可能性があると聞いております。まだ可能性でしかないとはいえ、このような機会が再び訪れることを楽しみにしています。

→その他の参加者の声

イベント「若手交流セミナー」参加者アンケート

参加者情報

2009年10月10日・11日、京都女子大学

    参加者数

  • 二日間の総数:89名(うち有職者19名)
    • 事前登録者数:62名(実行委員・シンポジスト4名・ポスター報告者20名も含む)
    • 未登録者数 :27名
  • 懇親会参加者:57名

アンケート

計21枚(※アンケートの回収を、二日目の最後(「総括の議論」のあと)に行ったため、一日目のみの参加者の声を集めることができなかった。)

<シンポジウムについて>
  1. 音楽史の発表はなかなか聞く機会がないので、実際に音源を聞きながらというのは新鮮でしたが…。専門が中世初期だと、なかなか積極的に参加しにくいですね。
  2. 足立孝先生と高名先生の発表内容に興味を持ちました。質問の時間がもう少し長ければお伺いしたいこともありました。翌日ですとタイミングがずれてしまうのであきらめました。
  3. 文学、音楽など、自分のものとは違う分野の話をうかがうことができ、興味深かったと思います。思想、哲学を専門とする方のお話も今後はぜひうかがってみたいと感じました。
  4. 日頃、聞けない(聞こうとしない?)他分野の方々のご発表を興味深く聞かせていただきました。
  5. 接点がないようであり、議論の中でそのことが明らかになったのはよかった。
  6. 一言で西洋中世といっても、テーマ、方法論ともに様々で勉強になった。
  7. 事情があって遅れてきたことから、最後の2人、丹羽さんと青谷さんの発表しか聞くことができませんでしたが、とりわけ青谷さんの内容は、時代・地域・人物ともに自分の発表と重なることが多かったことから、大変興味深く聞かせて頂きました。メールスとエラスムスの交遊関係などがあれば、調べてみたいと思っております。
  8. 面白かったですが、テーマをもっと絞って話を進めてくれるとよかったと思います。「若手研究者が模索する中世史像」がどんな傾向があるのかなど、話に道筋があるともっと楽しめたと思います。
  9. 「狐物語における色彩」が大変興味深かったです。
  10. 空欄
  11. 多様な報告4本いずれも新鮮でした。特に青谷さんのご報告は、政治+文化+相互の流通という感じで広く網羅され面白かったです。
  12. 全体としては、非専門領域へのアピール、各分野の紹介には一定の成果があったのではと思います。専門的議論というより、思考法・方法論が見えてきた点も収穫でした。
  13. 他分野のaudienceが存在することを意識した、プレゼンテーションの仕方をもう少し工夫して欲しかったです。歴史学分野の方であれば、時代や地域が違っても、ある程度理解できるとは思いますが、文学・語学・美術・哲学等が専門の方には、あたりまえの用語でも理解できないということがありうると思います。その点に配慮して初めて「交流」できるのではないでしょうか。
  14. 空欄
  15. 鳥の目と虫の目を横断的に駆使する必要があって、難しかったですが、データの見方、史料(テクスト)との向き合い方を、歴史学以外でも考えることができて勉強になりました。
  16. レジュメの書き方が各人異なっていて興味深かったです。
  17. 他分野の方のお話などはかなり難しかったのですが、とても有益で勉強になりました。
  18. 今まで接したことのない分野の報告が聞けてよかったです。時間が足りなくて残念でした。
  19. シンポジウムというよりも、通常の学会発表に近いものであったと感じましたが、多方面の発表を一ヶ所で聞くことが出来たことが、大変有意義でした。
  20. どの報告もレベルが高く、それでいてわかりやすいものだった。できれば、各報告者とも、もう少し時間厳守でお願いしたかった。
  21. 特に他分野のご報告、とても勉強になり、楽しかったです。できれば、全体的に、専門にどこまでふみこむか、他分野に向けての概観にするか統一してあった方が…と思いました。
<ポスターセッションについて>
  1. ポスター発表者ですが、予想したよりも活況でした。学会報告の形式とは違い、相手に言いたいことを伝えられる手応えは感じましたが、議論が白熱すると他の人が入ってきにくくなりますね。
  2. 各研究者から近い距離で解説して戴けるので、質問以外に複数の研究者でのディスカッションを聞ける機会にもなり、興味深いものでした。ポスターがやや接近していたので、隣の解説の声と重なってしまうのは少々残念でした。
  3. 発表者として参加しました。机のある教室だったので、座ってゆっくり話をすることもできてよかったのですが、若干聴衆が移動しづらいかとも思いました。むしろ廊下のような開放的な空間のほうが、見て回る分には都合がよいかと思います。とはいえ、様々な専門、様々な年齢層の方からご質問、ご意見をわりと気楽なかたちでいただくことができ、発表者として大変有意義でした。今後も続けていく価値のある企画だと思います。
  4. 貴重な発表機会をいただきありがとうございました。ただ、普通の講義室では、ポスターセッションに不向きなのではと思います。(机がない部屋のほうが…)
  5. 初の試みとしては成功だった。今後は会場の設営の仕方であろう。
  6. 遅刻してすみません。
  7. 異分野の方々とお話させて頂いて、エラスムスの戦争・平和論の思想全体における位置付け、マキャヴェリ以降の政治思想との関連など、今後の課題など様々なインスピレーションを頂くことができて大変有益でした。また、他の方々のポスターを拝見させて頂いて、ポスターの作り方なども今後の参考にさせて頂きたいと感じました。
  8. いろいろな分野の専門家の方々と集中的に話が出来ました。とてもよい機会をどうもありがとうございました。
  9. こういう発表形式があったのだと初めて知りました。
  10. 初めての試みとしては成功と思いますが、短時間で見る側ともども不慣れな部分があったので、全体のコンセプト(全てを1人の参加者が見ることを前提とするのか、本当に興味があるものを長時間かけて数本のみ見るのか)等、さらに洗練させていく必要があるのではないかと感じました。
  11. 初めての企画でたいへん面白かったです。ご報告者さんとご専門の研究者さんとの質疑応答も含め、横できいていてたいへん勉強になりました。レジュメがあった方がよかったと思います。(いくつかの報告ではいただきましたが)
  12. 机、椅子が固定されている教室だったため、談話スペースが充分にとれていない点の他は、時間、人数ともほぼ適当だったと思います。片付けの時間、食事時間を考慮し、昼休みをより長く取っていただければ有難かったです。
  13. すみません、参加出来ません。
  14. 是非これからも続けてほしい企画です。というのも、特に修士の立場からですと、発表という形では、なかなか質問しにくい、特に単純な語句説明であったりといったことがききにくいので、フロアと発表者の距離が近いことによって、とことん疑問を出せてよかったです。
  15. 研究されている方との距離の近さが、基本的な(素朴な)質問のしやすさにつながり、様々なレベルでの質問ができて充実していました。また、他の研究者とのやりとりを間接的にきくことで、他の方の関心や見方を近くできけて勉強になりました。一つひとつ細かく見せていただくには時間が足りませんでしたので、事前に論文やpdfファイルのアブストを読んで個別的な質問もできたら良かったと思います。しかし、1分間のプレゼンの効果はすごくあったと思うので、広く多様な研究を知れて楽しかったです!!!
  16. 何度も同じ説明をしてノドをいためられた方がおられて申し訳なかったです。
  17. 初めてなのでどんなふうだろうと思っていましたが、予想以上におもしろかったです。いろいろな方とお話できてよかったです。
  18. 質問しやすく、テーマも多彩で充実していたと思います。交流するのには適した方法だと思いました。
  19. 新しい試みで、聞き手側としてもどのようになるのか関心がありましたが、実際に参加をしてみて、思っていた以上に個々の研究が聞きやすく、ディスカッションも活発に行われていたように感じました。ただし、個々のポスターが近接していたことから、移動が難しく、その点が気にかかりました。
  20. カラーでビジュアルという点からも優れたポスターが多く、たいへん刺激を受けた。また同じような企画があればぜひ参加したい。
  21. 熱く充実したセッションばかりで、本当に勉強になり、刺激になりました。時間が足らず、全てのセッションに参加できず残念で、延長希望です!!
<総括の議論について>
  1. 空欄
  2. イスラムについては私自身興味のある分野ですが、最後のコメント内容(一緒に研究する際の問題点等)にはなるほどと思いました。
  3. シンポジウム報告者の4人がたくさんしゃべらねばならず、大変だったのではないかと思いました。ポスター報告者のうちから分野なども考慮したうえで何名か出るなどして、前回の若手セミナーのパネルディスカッションくらいの人数が前に座っていると、さらに話の幅が広がったのかと思いました。(とくに、今回の場合であれば、初期中世を専門とするパネラーが何人かいると、足立先生の話との接点を探るなどして興味深かったと思います。)
  4. 学際的な議論をするために、ではなく、結果的に学際的な議論になるようなテーマ設定は難しいと改めて感じました。
  5. 無理に枠をしめなかったのがよかった。
  6. 特にありません。
  7. シンポジウムの登壇者の方々は質問に対して丁寧に回答されていましたが、2時間という時間の長さはやや冗漫に感じました。
  8. シンポジウムの感想と同じです。
  9. 少し内容が高度でコメントが難しいです。
  10. 空欄
  11. 方法論の交換という切り口は重要だと思います。もう少し深める時間があればと。時代の違いによっても方法論は違うであろうと思いますので。
  12. テンポと簡潔さがもっと重視されてもよいのでは。
  13. すみません、参加出来ません。
  14. 空欄
  15. テクストへのアプローチ法の違いに関する議論について、もっと深く議論する機会を改めてもてれば良いと思いました。
  16. 大変興味深かったです。
  17. とても勉強になりました。
  18. 別々のテーマでも大きく語れば議論は盛り上がるのだなぁと実感しました。
  19. 各方面の発表に共通した(リンクした)議論が行われ、非常に興味深い総括でした。多くのシンポジウムとは異なり、総括が一日後に行われましたが、めりはりが出来、普段よりもクリアな思考でディスカッションを聞くことができました。
  20. 空欄
  21. やはり他分野の方のコメント、質問から多くを学ばせていただきました。ただ、何らかの工夫で、フロアのより若い世代の声をひろえるとさらによいかと思いました。
<その他、全体の感想>
  1. ポスターセッション会場に机と椅子があったので、聞き手も報告者もポスターにはりつくような形になっていたので、少ししんどい人もいたのではないでしょうか。初めてのことなので、制作段階から勝手がわからなかったですが、いい経験はさせて頂きました。
  2. Web上に「若手は30代を想定」と書かれていたため、少し気楽に参加できるように感じました。ちょうど申し込み期日の延長のご配慮もあり、思い切って参加してとても勉強になったと思います。誠に有難うございました。
  3. 会場が大変すばらしかったと思います。東京に住んでいますが、関西地方の同年代の方々と多く知り合う機会がもてて、個人的には大変有意義でした。
  4. 実行委員のみなさま、お世話になりました。
  5. 主催者・実行委員に深謝します。いい会でした。
  6. 別ジャンルの人と知り合えたのはよかった。
  7. 当該セミナーに参加することによって、フランドル研究者の青山さん、青谷さんをはじめとして様々な方々とお話してお知り合いになることができて大変有益でした。ポスターセッションでは、他の発表者の方々のお話も色々とお聞きしたかったのですが、2時間があっという間に過ぎてしまったのは、少し残念でもありますが、それだけ話に熱中できたということでもあり、有意義な時間を過ごさせて頂きました。
  8. ポスター発表の試み、成功だと思います。普通の報告では決して出来ないレベルの議論まで進められるということがわかりました。今後より発展、洗練させて若手の方にチャンスを与えて下さい。(手伝えることがあればやりますのでお知らせください。)
  9. 空欄
  10. 空欄
  11. たいへん興味深く充実したプログラムでした。ありがとうございました。
  12. 空欄
  13. 下を向いて自分が作成した原稿をただひたすら早口で話す、というスタイルは、歴史学分野の発表では普通なのでしょうか。全くaudienceを見ずに発表する態度は、少々不快でした。6月の学会の時にも感じたのですが、シンポジウムの時間配分を見直した方がよいのではないでしょうか。「○○:○○?開始」となっていても、必ずといっていい程、前振りのお話が15?20分位あります。その分、実際のシンポジウム発表者の発表開始が遅れ、それ以降の時間配分も厳密には行われないと、ズルズルと予定プログラムよりも遅れる結果になってしまいます。
  14. このような機会を作っていただいてありがとうございました。
  15. 本当にたくさんの人と同時に知り合うことができ、関東に出向いた時も、以前よりもハードルが下がったように思います。ありがとうございました。特に、実行委員のみなさま、お疲れさまでした。
  16. 若手が少し質問などしにくい感じがありました。
  17. 中身が濃くて疲れましたが、充実感のある疲れです。いろいろどうもありがとうございました。
  18. 丹羽さんがはっきりした物言いをされるのが印象深かったです。とても勉強になりました。開催して下さりありがとうございました。
  19. 空欄
  20. 実行委員の皆様、本当にありがとうございます。おつかれさまでした。
  21. 何らかの手段で、20代?30代の方の発言するチャンスをより増やせるとさらによかったのでは? とはいえ、過去にないすばらしい企画だったと思います。ありがとうございました!!

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