2014年11月30日（日）

「グローバルヒストリーのなかの近代歴史学」第３回・第４回研究会

《第３回研究会》
日時：2014年12月3日（水）19:00-
場所：立教大学池袋キャンパス14号館6階D602教室
報告者：伊川健二（成城大学）
報告タイトル：大英図書館が所蔵する前近代日本関係史料について

《第４回研究会》
日時：2014年12月4日（木）18:30-
場所：立教大学池袋キャンパス12号館地下第１会議室
報告者：根占献一（学習院女子大学）
報告タイトル：歴史学におけるルネサンスーその概念をめぐって

　伊川氏は日本中世史家ながらポルトガル語やイタリア語など、欧米言語も駆使し、大航海時代の東アジア史・東西交渉史のなかに日本中世を位置付けようとする希有な研究者です。他方根占氏は、イタリア・ルネサンス史家でありながら、自らのルーツと関わる九州の有力家系の研究を世界史のなかに置き直そうとする、こちらも希有な研究者です。お二人が第３回研究会と第４回研究会で並んだのは偶然ですが、両日の報告は、ルネサンスや大航海時代といった世界規模の変動のなかにいかにして極東日本という場を位置付けるかという点で、呼応する内容をもつでしょう。

　お二人には、近代日本における前近代対外交渉史とルネサンス概念のヒストリオグラフィに触れていただく予定です。

《連絡先》
小澤実（立教大学文学部）
E-mail: m-ozawa@rikkyo.ac.jp
URL: http://historiographyinglobalhistory.hateblo.jp/